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妊娠中は歯周病に注意

  • 5月4日
  • 読了時間: 3分

こんにちは。

札幌市西区八軒の歯科医院『八軒みらい歯科』の院長 直江です。

 

妊娠中は、体調の変化だけでなく、お口の中にもさまざまな変化が起こります。


「最近、歯茎が腫れやすい」 「歯磨きのときに出血しやすい」 と感じている方も多いのではないでしょうか。

 

妊娠中は、歯周病が進行しやすい時期とされています。


今回はその理由と、妊娠中に気をつけたいお口のケアについて解説します。

 

ホルモンの影響で歯周病が進行しやすくなる

妊娠中は、女性ホルモンであるエストロゲンやプロゲステロンの分泌が大きく増加します。


これらのホルモンは全身にさまざまな影響を与えますが、お口の中の環境にも関係しています。

 

特にエストロゲンは、特定の歯周病菌の増殖を促す働きがあるとされており、歯茎の炎症が起こりやすくなります。


その結果、普段よりも歯茎が腫れやすくなったり、出血しやすくなったりするのです。

 

また、妊娠中はつわりなどの影響で歯磨きが十分にできないこともあり、プラークがたまりやすくなることもあります。


こうした要因が重なることで、歯周病が進行しやすい状態になるのです。

 

 

妊娠関連性歯肉炎は産後に落ち着くことが多いです

妊娠中に見られる歯茎の腫れや出血は、「妊娠関連性歯肉炎」と呼ばれることがあります。


これはホルモンバランスの変化によって一時的に起こる炎症で、出産後にホルモンが元の状態に戻ることで、自然に改善するケースが多いとされています。

 

ただし、「産後に治るから大丈夫」と放置してしまうのは注意が必要です。


炎症が強い状態が続くと、歯周病が進行してしまう可能性もあります。

 

また、歯周病は全身の健康とも関わりがあることが知られており、妊娠中の口腔環境の悪化は望ましくありません。


そのため、妊娠中であっても無理のない範囲でセルフケアを続け、必要に応じて歯科医院でのチェックを受けることが大切です。

 

 

妊娠前・妊娠中に行っておきたいケアのタイミング

妊娠中は、治療のタイミングや内容に制限が出ることがあります。


特に注意したいのが、麻酔を伴う治療です。

 

歯科治療で使用される局所麻酔には、アドレナリンが含まれていることが多く、血圧や心拍数に影響を与える可能性があるためです。


そのため、妊娠中は必要最低限の処置にとどめることが一般的であり、できるだけ侵襲の大きな治療は避ける方が安心です。

 

このような理由から、妊娠前に一度しっかりとお口の検査を行っておくことが非常に重要になります。


虫歯や歯周病の有無を確認し、必要な治療を済ませておくことで、妊娠中のトラブルを最小限に抑えることができます。

 

また、妊娠中であっても、安定期に入ればクリーニングや経過観察は可能です。


歯茎の状態をチェックしながら、無理のない範囲でケアを続けていくことが大切です。

 

妊娠中はホルモンの影響によって歯周病が進行しやすく、歯茎のトラブルが起こりやすい時期です。


一方で、治療には制限があるため、できることが限られてしまうのも事実です。


そのため、 ・妊娠前の段階でお口の状態を整えておくこと ・妊娠中も無理のない範囲でセルフケアを続けること ・歯科医院で定期的に状態を確認すること


これらがとても重要になります。

 

 

八軒みらい歯科では、小児歯科、歯周病予防、歯周病治療、虫歯治療、審美歯科、ホワイトニング、矯正歯科(ワイヤー矯正、マウスピース矯正)など、様々な歯科疾患の予防、治療に力を入れています。

 

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