こんにちは。
札幌市西区八軒の歯科医院『八軒みらい歯科』の院長 直江です。
みなさん、ご自身の歯はいつまでも大事にしたいものですよね。
しかし、様々な理由で歯を失ってしまうこともあると思います。
今回は歯を失ったときにどんな治療方法があるのか、お話したいと思います。
歯を失った場合、そのままにしておくと噛み合わせや口元の見た目に影響が出るだけでなく、他の歯にも負担がかかり、歯列全体のバランスが
崩れる可能性があります。
そこで、歯を失ったときの主な治療方法としてブリッジ、入れ歯、インプラントの3つがあります。
それぞれの特徴やメリット・デメリットについて詳しく見ていきましょう。
▍ブリッジ
特徴:
ブリッジは失った歯の両隣の歯を削り、橋渡しのように人工の歯を装着する治療法です。
固定式のため取り外しの手間がなく、しっかりとした噛み合わせを保つことができます。
メリット:
・自然な見た目: 色や形を周囲の歯に合わせることができるため、見た目が自然です。
・固定式で安定感がある: 取り外しの必要がないため、しっかりと固定され、
安定感があります。
・比較的短期間で治療が完了する: 治療期間が比較的短く、数週間で
終わることが多いです。
デメリット:
・両隣の健康な歯を削る必要がある: 支えとなる歯(支台歯といいます)を削る必要があり、その歯に負担がかかります。
・支えとなる歯に負担がかかる: 支えとなる歯が将来的に弱くなるリスクがあります。
・長期的には支えの歯が弱くなる可能性がある: 長期間使用することで、支えの歯に負担がかかり、痛みや劣化が生じることがあります。
▍入れ歯
特徴:
入れ歯は取り外しが可能な人工歯で、部分入れ歯と総入れ歯があります。
失った歯の数や状態に応じて選択されます。
入れ歯は取り外しが可能であるため、清掃がしやすいという特徴があります。
メリット:
・健康な歯を削る必要がない: 入れ歯は他の歯に影響を与えないため、健康な歯を削る必要がありません。
・取り外しができ、清掃がしやすい。
・比較的低コスト: 保険診療での診療が可能であるため、他の治療方法に比べてコストが低く済むことがあり、経済的です。自由診療で作製可能な入れ歯もあります。
デメリット:
・装着時に違和感があることがあるしたあとも、複数回、定期的な調整が必要です。
・噛む力が弱くなる: 固定力が弱いため、硬いものを噛むのが難しいことがあります。
過去に、入れ歯に関するコラムも書いておりますので、ぜひご覧ください。
▍インプラント
特徴:
インプラントは顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着する治療法です。自然歯に最も近い感覚を得られるため、非常に人気があります。
メリット:
・非常に自然な見た目と感触: 自然歯とほとんど区別がつかない見た目と
感触を提供します。
・噛む力が強い: 他の治療法に比べて噛む力が強く、硬い食べ物も
問題なく噛むことができます。
・両隣の歯に負担がかからない: インプラントは独立しているため、
隣の歯に負担をかけません。
デメリット:
・手術が必要: インプラントの埋入には手術が必要で、より精密な診査、診断が必要となります。
・治療期間が長い(数ヶ月かかることもある): 骨とインプラントが結合する期間が
必要で、治療が完了するまで数ヶ月かかることがあります。
・費用が高め: 自由診療になるため、他の治療方法に比べて経済的な負担は大きくなります。
▍まとめ
歯を失ったときの治療方法には主にブリッジ、入れ歯、インプラントの3つがあり、
それぞれに特徴とメリット・デメリットがあります。
患者さんの口腔内の状態やライフスタイル、予算に応じて最適な治療方法を
選択することが重要です。
歯科医師と相談して、自分に最も適した治療法を見つけましょう。
当院では、お口の診査、診断をおこない、患者様にとってベストな治療法をご提案いたします。
八軒みらい歯科では、小児歯科、歯周病予防、歯周病治療、むし歯治療、審美歯科、ホワイトニング、矯正歯科(ワイヤー矯正、マウスピース矯正)など、様々な歯科疾患の予防、治療に力を入れています。
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