歯を失った時の選択肢
- _管理 八軒みらい歯科
- 4月28日
- 読了時間: 4分
こんにちは。
札幌市西区八軒の歯科医院『八軒みらい歯科』の院長 直江です。
ケガや虫歯、歯周病などで歯を失ってしまったとき、
「もう片方の歯で噛めば大丈夫」と思っていませんか?
でも、歯が抜けたまま放置してしまうと、噛みにくくなるだけでなく、
他の歯やあごのバランスにも影響が出てしまいます。
では、歯を失ってしまったとき、どんな治療法があるのでしょうか?
今回は、代表的な3つの選択肢とそれぞれの特徴について、わかりやすくご紹介します。
▍入れ歯(義歯)
入れ歯は、失った歯の代わりに取り外し式の人工の歯を装着する方法です。
部分入れ歯の場合は金属のバネを周囲の歯に引っかけて固定し、
総入れ歯の場合はすべての歯を補います。
最大のメリットは、保険適用で治療できる場合が多く、費用が比較的安価な点です。
また、治療期間も短く、通院回数が少なく済むことも特徴です。
ご高齢の方や、全身状態により手術が難しい方にも選ばれています。
一方で、見た目や装着時の違和感を気にされる方もいます。
特に部分入れ歯では、金属のバネが目立つ場合もあります。
また、入れ歯は使用しているうちに歯ぐきの形が変わるため、
定期的な調整や作り直しが必要になります。
毎日の取り外しとお手入れも欠かせません。

▍ブリッジ
ブリッジは、失った歯の両隣の健康な歯を削って土台にし、
連結した人工の歯を被せる治療法です。
見た目は天然の歯に近く、固定式なので違和感が少なく、
普段の生活でも快適に使えるのが魅力です。
保険診療が可能な素材もあり、比較的費用を抑えながら自然な仕上がりが期待できます。
短期間での治療も可能なので、「できるだけ早く治したい」という方にも向いています。
ただし、健康な歯を削る必要があるため、
将来的にその歯の寿命が短くなるリスクがあります。
また、ブリッジの下の部分(歯ぐきとの隙間)に食べかすや汚れがたまりやすいため、
特別なケアが必要です。

▍インプラント
インプラントは、あごの骨に人工の歯根(チタン製のネジ)を埋め込み、
その上に人工の歯を装着する治療法です。
見た目が非常に自然で、違和感もほとんどなく、
噛む力も天然の歯に近いレベルまで回復するのが大きな特徴です。
インプラントは、周囲の歯を削る必要がなく、
単独でしっかりと自立する構造なので、他の歯に負担をかけません。
そのため、長い目で見てお口全体の健康を守るという意味でも非常に優れた治療法です。
ただし、外科手術が必要になるため、
持病や骨の状態によっては適応できないこともあります。
また、保険適用外のため費用は自費になり、1本あたりの金額も高額です。
治療期間も3〜6ヶ月以上かかることがあります。

▍自分に合った方法を選ぶために
歯を失ってしまったときの治療方法には、それぞれにメリット・デメリットがあります。
どの方法が合っているかは、お口の状態やライフスタイル、
ご予算などによって異なります。
「何が自分に合っているかわからない…」という方は、まずは一度ご相談ください。
しっかりと検査・カウンセリングを行ったうえで、
将来を見据えた最適な治療法をご提案いたします。
八軒みらい歯科では、小児歯科、歯周病予防、歯周病治療、むし歯治療、審美歯科、ホワイトニング、矯正歯科(ワイヤー矯正、マウスピース矯正)など、様々な歯科疾患の予防、治療に力を入れています。
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