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歯科治療におけるレントゲンについて

こんにちは。

札幌市西区八軒の歯科医院『八軒みらい歯科』の院長 直江です。


歯科医院を受診すると、レントゲン撮影(X線)撮影をすることがありますよね。


今回は、歯科医院で撮影するレントゲンで何を見ているのか、よくあるご質問、レントゲンの種類について説明をしていきたいと思います。



▍歯科のレントゲン写真で分かること


レントゲン写真では口の中を見ただけでは分からないこと、例えば歯や歯茎の内部でおこっていることが分かりますので、虫歯や歯周病の進行状態の確認を行うことが出来ます。


たとえば、

・これまでどんな治療を受けてきたのか

・詰め物や被せ物の下に虫歯ができていないか

・歯の根に炎症が起きていないか

・根管治療(歯の根の治療)をした後、薬剤が根尖(歯の根の先)まで入っているか

・歯肉で隠れている歯石、歯を支えている骨がどれくらいあるか

などを確認するために使用します。


レントゲン写真を通して口内の状態をしっかり理解し、今後の治療ついて適切なアドバイスを行うために役立てます。


歯科のレントゲンは身体への影響は大丈夫?


レントゲン撮影での心配事といえば、放射線の被ばく線量ではないでしょうか。


人への健康影響が確認されている被ばく線量は100ミリシーベルト以上であると言われているのですが、それに対し歯科用レントゲンの被ばく線量は、レントゲンの種類により0.01~0.1ミリシーベルトと、ごくわずかなため、身体への影響は小さいと考えられます。


レントゲン撮影に使用する放射線は極めて少ない値で人体に影響するレベルには程遠いため、安心して受けることが出来ます。



また、「妊娠中に歯医者でレントゲンを撮ることは問題ない?」というご質問をいただくこともありますが、歯科用のCTやレントゲンは撮影範囲が狭く、腹部から離れています。また放射線量が少ないため、胎児への悪影響はないとされています。

妊娠に気づかず歯医者でCTやレントゲン検査を受けても心配する必要はありません。



当院で使用しているレントゲンの種類

実際に当院で使用しているレントゲンの種類を紹介いたします。


➀パノラマX線撮影

お口全体を撮影することができます。

主に全体の様子、虫歯の有無、顎の骨の状態を把握する際に使用します。

②デンタルX線撮影

部分的に2〜3歯分を撮影できます。

撮影範囲は狭いですが、歯周組織、虫歯の進行度、歯の根の状態を詳しく確認することが出来ます。



③セファロX線撮影

一般治療にはほとんど使用されず、歯科矯正治療の検査で使用する顔面・頭部のX線撮影のことです。患者様の骨格や歯の傾斜等、口元のバランスを把握し、それを基に矯正治療を行なっていきます。




④CT撮影

CT撮影は3次元的撮影で奥行きまで把握できるので、さらに多くの情報を得ることができます。

たとえば、歯の近くを通る神経が近くて抜歯の際に傷つけることがないか、インプラントを行う際に骨の厚みがどのくらいあるのかなどを診断する際に使用します。

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レントゲンの身体への影響や、撮影の必要性について疑問に感じることがあるかもしれませんが、レントゲンから適切な治療を行うための多くの情報を得ることが出来ます。


当院でも必要に応じて必要回数のみ撮影しております。

これを読んで頂いて、レントゲンに対する疑問が解消され、安心して歯科治療を受けていただけると幸いです。


八軒みらい歯科では、小児歯科、歯周病予防、歯周病治療、むし歯治療、入れ歯、審美歯科、ホワイトニング、矯正歯科(ワイヤー矯正、マウスピース矯正)など、様々な歯科疾患の予防、治療に力を入れています。


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八軒みらい歯科

札幌市西区八軒5条西1丁目1-57 Collab八軒2F


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