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知覚過敏はなぜ起こる?しみるメカニズムと予防・治療法
こんにちは。 札幌市西区八軒の歯科医院『八軒みらい歯科』の院長 直江です。 「冷たい水を飲むと歯がキーンとする」 「歯ブラシが当たると一瞬しみる」 このような症状はありませんか? 知覚過敏はよく耳にする症状ですが、単に「歯が敏感になっている」だけではありません。 歯の表面の状態や歯茎、磨き方、噛みしめなど、さまざまな要因が関係しています。 今回は、知覚過敏が起こるメカニズムと、日常生活でできる予防、歯科医院で行うケアについてお話しします。 知覚過敏が起こるのはなぜ? 知覚過敏は、歯の内部にある「象牙質」が露出することで起こりやすくなります。 象牙質は通常、歯冠部ではエナメル質に覆われ、歯根部では歯茎などによって守られています。 しかし、歯茎が下がったり、酸によって歯の表面が溶ける「酸蝕」が生じたりすると、象牙質が露出することがあります。 こうした象牙質の露出や、象牙質にある細かな管(象牙細管)が開いた状態になることが、知覚過敏の重要な要因です。 さらに、強すぎるブラッシングや歯ぎしり・食いしばりなど、歯に繰り返し負担をかける習慣が関係している場合
9月28日


歯科治療で使う「金属」って大丈夫?素材ごとの違いと選び方
こんにちは。 札幌市西区八軒の歯科医院『八軒みらい歯科』の院長 直江です。 「昔治療した銀歯、このままで大丈夫?」 「金属アレルギーが少し心配…」 「今は保険でも白い歯にできるの?」 このような疑問を持ったことはありませんか? 歯科治療では長年、強度や耐久性に優れた金属が使われてきました。 しかし現在では、ジルコニアやCAD/CAM冠など、金属を使わない選択肢も増えています。 今回は、歯科用金属の特徴や体への影響、現在選べる材料についてお話しします。 歯科用金属ってどんなもの? 歯科用金属とは、虫歯治療の詰め物や被せ物、入れ歯などに使用される金属材料です。 歯には毎日の食事で大きな力が加わるため、治療材料には十分な強度が必要です。 金属は薄くても強度を確保しやすく、長年にわたって歯科治療で使用されてきました。 代表的なものには、保険診療で使用されてきた金銀パラジウム合金などがあります。 また、自費診療では金合金が選択されることもあります。 一方、現在では材料やデジタル技術が進歩し、「歯の治療=銀歯」ではなくなりつつあります。 歯科用金属が体に与
9月14日


歯の寿命を縮める「無意識のクセ」とは?毎日の習慣を見直しましょう
こんにちは。 札幌市西区八軒の歯科医院『八軒みらい歯科』の院長 直江です。 「毎日歯磨きを頑張っているのに歯が欠けた…」 「虫歯ではないのに歯がすり減っていると言われた…」 このような経験はありませんか? 歯の寿命を縮める原因は、虫歯や歯周病だけではありません。 実は、普段何気なく行っている無意識のクセが、歯や顎に少しずつダメージを与えていることがあります。 今回は、歯科医院でもよく見られる代表的なクセと、その対策についてご紹介します。 無意識の「食いしばり」が歯に大きな負担をかける 普段、上下の歯は接触していないのが正常な状態です。 しかし、仕事中やパソコン作業、運転中、スマートフォンを見ているときなど、無意識のうちに歯を食いしばっている方は少なくありません。 これを歯列接触癖(TCH:Tooth Contacting Habit)と呼びます。 食事や会話以外で上下の歯が接触している時間は、本来であれば1日20分程度といわれています。 ところが、食いしばりのクセがある方では、何時間も歯に力が加わり続け
8月31日


口の中が乾く人ほど虫歯になりやすい理由
こんにちは。 札幌市西区八軒の歯科医院『八軒みらい歯科』の院長 直江です。 「最近、口が乾きやすい気がする…」 「水を飲まないと口の中がネバネバする…」 このような症状はありませんか? お口の乾燥は単なる不快感だけではなく、虫歯や歯周病のリスクを高める原因にもなります。 実は、私たちのお口の健康は「唾液」によって守られており、唾液が減ると細菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。 今回は、口が乾くことで虫歯になりやすくなる理由と、唾液の大切な働きについてご紹介します。 「口腔乾燥症(ドライマウス)」は虫歯リスクを高める お口の中が慢性的に乾いている状態は、「口腔乾燥症(ドライマウス)」と呼ばれます。 原因はさまざまで、加齢や服用している薬の副作用、ストレス、口呼吸、糖尿病やシェーグレン症候群などの自己免疫疾患が関係していることがあります。 口が乾くと、お口の中の細菌を洗い流す働きが弱くなり、プラーク(歯垢)がたまりやすくなります。 その結果、虫歯だけでなく歯周病や口臭、口腔内の感染症など、さまざまなトラブル
8月17日


フッ素を最大限に活かす歯みがきのコツ
こんにちは。 札幌市西区八軒の歯科医院『八軒みらい歯科』の院長 直江です。 毎日フッ素入りの歯磨き粉を使っているのに、「本当に虫歯予防できているのかな?」と思ったことはありませんか? フッ素は虫歯予防に欠かせない成分として広く知られています。 歯の再石灰化を促進し、歯質を強くするだけでなく、虫歯菌が酸を作る働きを抑える効果も期待できます。 しかし、フッ素は「入っている歯磨き粉を使えばそれで十分」というわけではありません。 歯磨きをするタイミングや磨き方、うがいの方法によって、フッ素が歯の表面に留まる時間や効果は大きく変わります。 今回は、毎日の歯磨きでフッ素を最大限に活かすためのポイントをご紹介します。 寝る前の歯みがきでフッ素をしっかり働かせる 歯磨きは毎食後に行うことが理想ですが、その中でも最も重要なのが就寝前の歯磨きです。 寝ている間は唾液の分泌量が大きく減少します。 唾液には、お口の中を洗い流したり、酸を中和したり、歯の再石灰化を助けたりする重要な働きがあります。 しかし、睡眠中はその作用が弱くなるため、虫歯菌
8月3日


セラミックは本当に必要?保険の白い歯との違いを歯科医が解説
こんにちは。 札幌市西区八軒の歯科医院『八軒みらい歯科』の院長 直江です。 虫歯治療の際に、 「セラミックを勧められたけれど本当に必要なの?」 「保険の白い歯じゃダメなの?」 「結局どちらを選べばいいのか分からない…」 そんな疑問を持ったことはありませんか? 最近では保険適用で白い被せ物(CAD/CAM冠)が選択できるケースも増え、「見た目が白ければ十分では?」と感じる方も少なくありません。 実際のところ、保険の歯にもセラミックにもそれぞれメリット・デメリットがあります。 今回は、セラミック治療を検討している方に向けて、保険の白い歯との違いを分かりやすく解説します。 保険の白い歯とセラミックは何が違う? 現在、保険診療で使用される白い被せ物の代表がCAD/CAM冠です。 CAD/CAM冠は、ハイブリッドレジンという樹脂を含んだ材料をコンピューターで加工して作製します。 保険適用で白い歯を入れられるため、費用を抑えながら見た目を改善できる点が大きなメリットです。 一方、セラミックは陶材を使用した被せ物で、天然歯に近い透明感や色調を再現しやすい特徴が
7月27日


知覚過敏と虫歯はどう見分ける?
こんにちは。札幌市西区八軒の歯科医院『八軒みらい歯科』の院長 直江です。 「冷たいものがしみるけど、虫歯かな?」 「歯医者に行くほどではない気がするけれど、気になる…」 このような経験はありませんか? 歯がしみる症状があると、多くの方は虫歯を疑います。 しかし、実際には知覚過敏や歯の欠け、噛み合わせの問題など、さまざまな原因が考えられます。 特に知覚過敏と虫歯は症状が似ているため、ご自身で見分けることが難しい場合があります。 今回は、知覚過敏と虫歯の違いについて分かりやすく解説します。 「しみる」症状だけでは判断が難しい 知覚過敏の代表的な症状は、冷たいものや甘いもの、歯ブラシの刺激などによって一時的に歯がしみることです。 一方、初期の虫歯でも同じように冷たいものがしみることがあります。 そのため、「しみる=知覚過敏」「しみる=虫歯」と単純に決めつけることはできません。 また、知覚過敏の原因として意外に多いのが「楔状欠損(けつじょうけっそん)」です。 楔状欠損とは、歯と歯茎の境目がくさび状に削れてしまう状態をいいます。 強いブラッシングや歯ぎしり
7月13日


銀歯を白い歯に替えるメリットとデメリット
こんにちは。札幌市西区八軒の歯科医院『八軒みらい歯科』の院長 直江です。 「銀歯が見えるのが気になる…」 「白い歯に替えたいけど、実際どう違うの?」 このようなご相談をいただくことがあります。 近年は、見た目だけでなく、金属アレルギーや再発虫歯(二次カリエス)のリスクを考えて、銀歯を白い歯へ交換する方が増えています。 一方で、素材ごとに特徴や費用、耐久性は大きく異なるため、自分に合った選択をすることが大切です。 今回は、銀歯を白い歯に替えるメリット・デメリットについて詳しく解説します。 金属アレルギーや見た目だけではない、銀歯の注意点 銀歯は保険診療で広く使われてきた素材で、強度が高く、比較的費用を抑えやすいというメリットがあります。 しかし、長期間使用していると、いくつか注意したい点もあります。 まず気になるのが見た目です。 口を開けたときに金属色が見えることで、笑顔や会話にコンプレックスを感じる方も少なくありません。 また、金属を長期間お口の中に入れていることで、金属アレルギーとの関連が指摘されることもあります。 .
6月29日


医療ホワイトニングって何?
こんにちは。札幌市西区八軒の歯科医院『八軒みらい歯科』の院長 直江です。 最近では、「歯を白くしたい」という意識が高まり、ホワイトニングに興味を持つ方が増えています。 一方で、 「ホワイトニングサロンと歯科医院は何が違うの?」「医療ホワイトニングって安全なの?」 と疑問を感じている方も多いのではないでしょうか。 実は、ホワイトニングという言葉は同じでも、行える内容や使用できる薬剤には大きな違いがあります。 今回は、医療ホワイトニングについて分かりやすく解説します。 ホワイトニングサロンと医療ホワイトニングの違いとは? まず知っておきたいのが、「医療ホワイトニング」は歯科医院でのみ行える医療行為であるという点です。 歯科医院では、歯科医師や歯科衛生士の管理のもと、過酸化水素や過酸化尿素といった医療用のホワイトニング薬剤を使用することができます。 これらの成分には、歯の内部の色素を分解し、本来の歯の色そのものを白くする効果があります。 一方、民間のホワイトニングサロンでは、医療用薬剤を使用することはできません。 そのため、歯の表面の着
6月15日
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