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歯の健康は食べ方で決まる?実は噛み方が寿命を左右する
こんにちは。 札幌市西区八軒の歯科医院『八軒みらい歯科』の院長、直江です。 「よく噛んで食べなさい」と子どもの頃に言われた経験はありませんか? 実はこの言葉、単なるしつけではなく、科学的にも健康寿命を左右する大切な意味を持っています。 今回は、「噛む力」と「全身の健康」の深い関係について、歯科の視点からお話しします。 噛むことがもたらす驚くべき健康効果 「噛む」という行為は、単に食べ物を細かくするだけではありません。 しっかり噛むことで唾液が分泌され、消化を助け、虫歯や歯周病を防ぐ効果もあります。 唾液には「自浄作用」「抗菌作用」「再石灰化作用」など、口内環境を守るためのさまざまな働きがあります。 唾液量が増えると、口の中の酸を中和し、虫歯や口臭のリスクを下げることができるのです。 また、噛むことで脳が刺激され、認知機能の維持にもつながることが近年の研究で明らかになっています。 咀嚼によって脳血流が増加し、集中力や記憶力が高まる効果があることが報告されています。 つまり、しっかり噛むことは「脳のトレーニング」であり、「老化予防」でもあるのです。
12月1日


知覚過敏の原因や治療法について
こんにちは。札幌市西区八軒の歯科医院『八軒みらい歯科』の院長、直江です。 「冷たい飲み物がしみる」 「歯ブラシが当たるとズキッとする」 そんな経験をしたことはありませんか? それは、もしかすると「知覚過敏」かもしれません。 一時的な痛みと思って放置してしまう方も多いですが、知覚過敏は歯の構造や噛み合わせに関係しており、悪化すると歯の健康を損なう恐れがあります。 今回は、知覚過敏の原因と治療法、そして日常でできるケアについて詳しくご紹介します。 知覚過敏とは? 知覚過敏とは、歯の表面を覆う「エナメル質」や歯茎の下の「セメント質」がすり減ったり下がったりして、内側の「象牙質」が露出することで起こる症状です。 象牙質の中には「象牙細管」という無数の細い管が通っており、その先には神経があります。 通常はエナメル質や歯茎が外からの刺激を守ってくれますが、象牙質が剥き出しになると、冷たいものや熱いもの、歯ブラシの刺激が直接神経に伝わり「キーン」と一瞬、染みるような痛みが走ります。 虫歯のように長く続く痛みではなく、一時的な刺激に反応することが知覚過敏の特
11月17日


子どものお口ポカンが危険な理由
こんにちは。札幌市西区八軒の歯科医院『八軒みらい歯科』の院長、直江です。 お子さんを見ていて「いつも口が開いているな…」と感じたことはありませんか? この「お口ポカン」は、一見するとかわいらしいしぐさに見えるかもしれません。 しかし、実は歯並びや噛み合わせ、呼吸、そして全身の成長にまで影響する可能性があるのです。 今回は「子どものお口ポカンに潜むリスクとその改善方法」についてわかりやすく解説します。 お口ポカンはなぜ起こるの? お口ポカンとは、何もしていないときに口が半開きになり、唇が閉じられていない状態を指します。 人間は本来「鼻呼吸」をする生き物です。 鼻を通ることで、空気は湿度や温度が調整され、ほこりや細菌もフィルタリングされます。 しかし、アレルギー性鼻炎やアデノイド肥大(鼻の奥のリンパ組織が大きい状態)などにより鼻が詰まりやすい子どもでは、口呼吸の癖がついてしまうことがあります。 また現代の食生活にも問題があります。 柔らかい食べ物が増えたことで、咀嚼筋や口の周りの筋肉(口輪筋)が十分に発達せず、唇を自然に閉じておく力が弱くなってしまう
11月3日


お口の中の善玉菌
こんにちは。札幌市西区八軒の歯科医院『八軒みらい歯科』の院長 直江です。 「歯磨きをしっかりしているのに虫歯になりやすい」 「口臭が気になるけれど、原因がよくわからない」 「体調と口の健康って関係あるの?」 そんな疑問を持ったことはありませんか? 実は、お口の中には「善玉菌」と呼ばれる細菌が存在しており、この善玉菌が口内環境のバランスを保つ大切な役割を果たしています。 今回は「お口の中の善玉菌」について、わかりやすく解説します。 善玉菌とは?お口の健康を守る働き 人の口の中には数百種類以上の細菌が住みついているといわれています。 そのなかには、虫歯や歯周病の原因となる「悪玉菌」だけでなく、口内環境を守る「善玉菌」も存在します。 代表的な善玉菌には「乳酸菌」や「ストレプトコッカス・サリバリウス」などがあり、これらは以下のような働きをしています。 悪玉菌の増殖を抑える 酸や毒素を中和して口内環境を整える 口臭の原因物質を減らす 免疫機能をサポートし、全身の健康にも関与する 善玉菌がしっかり働いている状態では、口の中は「中性」に近いバランスが保たれ
10月20日


口腔機能発達不全症とは??
こんにちは。札幌市西区八軒の歯科医院『八軒みらい歯科』の院長 直江です。 「口をぽかんと開けていることが多い」 「うまく噛めずに飲み込んでしまう」 「発音がはっきりしない」 こんな症状が気になったことはありませんか? 実はそれらは口腔機能発達不全症という新しい病名と関係して...
10月13日


歯のクリーニングはどのくらいの頻度で行くべき?
こんにちは。 札幌市西区八軒の歯科医院『八軒みらい歯科』の院長 直江です。 「歯のクリーニングって、どのくらいの頻度で行くのが正しいの?」 「痛みもないし、しばらく行かなくても大丈夫?」 患者さんからよくいただく質問です。...
9月8日


銀歯と白い詰め物、どう違う?
こんにちは。札幌市西区八軒の歯科医院『八軒みらい歯科』の院長 直江です。 「歯に銀色の詰め物があるのが気になる…」「前歯は白く治したいけど、奥歯も白くできるの?」 そんな疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。 ...
8月25日


「口元のたるみ」は歯が原因かも?
こんにちは。札幌市西区八軒の歯科医院『八軒みらい歯科』の院長 直江です。 年齢を重ねるにつれて「ほうれい線が目立ってきた」「フェイスラインがぼやけてきた」と感じる方は多いのではないでしょうか。 こうした「たるみ」の原因は、皮膚の老化や筋肉の衰えといった要因だけではあ...
8月11日


歯の痛みの原因
こんにちは。札幌市西区八軒の歯科医院『八軒みらい歯科』の院長 直江です。 「なんだか歯がズキズキする…」「冷たいものが染みる…」「虫歯かどうかわからないから、様子を見ようかな…」 そのような経験はありませんか? 歯の痛みといっても、原因はさまざまであり、意外な病気が...
7月14日
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