歯ブラシの選び方と正しい交換頻度は?
- _管理 八軒みらい歯科
- 6 日前
- 読了時間: 4分
こんにちは。
札幌市西区八軒の歯科医院『八軒みらい歯科』の院長 直江です。
「歯ブラシって、どれを選んだらいいの?」「いつ替えればいいのか分からない…」
そんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
実は、自分に合った歯ブラシを正しく使い、定期的に交換することは、
虫歯や歯周病を予防するうえでとても大切なポイントです。
今回は、毎日のケアをより効果的にするために、
歯ブラシの選び方と交換のタイミングについてご紹介します。
▍毛のかたさは「ふつう」がおすすめ
歯ブラシには「やわらかめ」「ふつう」「かため」といった
毛のかたさの違いがありますが、一般的におすすめなのは「ふつう」のタイプです。
かための歯ブラシは汚れを落とす力が強い反面、
歯ぐきや歯の表面を傷つけてしまうことがあるため、力加減が難しい場合もあります。
やわらかめは刺激が少なくやさしい反面、しっかり磨けていないこともあるため、
使うときには注意が必要です。
歯ぐきが腫れている・出血しているときは一時的にやわらかめを使うこともありますが、
基本的には「ふつう」でやさしく磨くのがベストです。
▍ヘッドの大きさは「個人差」に合わせて選ぶ
「歯ブラシはヘッドが小さいほうが奥まで届く」と思っていませんか?
実は、ヘッドの大きさには正解があるわけではなく、
お口の大きさや磨き方のクセに合わせて選ぶことが大切です。
ヘッドが小さい歯ブラシは、細かいところまで届きやすい反面、
磨く動きを細かくコントロールする必要があるため、
磨くのが苦手な方には少し難しい場合もあります。
反対に、ヘッドが大きい歯ブラシは一度に広い面をカバーでき、
細かいテクニックが苦手な方には使いやすいこともあります。
どちらが自分に合うかは、歯科医院でお口の状態を見ながら選んでもらうのが安心です。
また、小児用の歯ブラシは年齢ごとにサイズやかたさが分かれている商品もあるので、
成長に合わせて適切なサイズを選んであげると良いでしょう。
▍タフトブラシも活用しよう
タフトブラシは、毛先が小さな筆のようになった歯ブラシで、
普通の歯ブラシでは届きにくい場所を磨くときに便利なアイテムです。
たとえば、大人の奥歯の最後方(親知らずや奥歯の裏側)など磨きにくい部分や、
小児の仕上げ磨きにも使われています。
普通の歯ブラシに加えてタフトブラシを使うことで、
虫歯や歯周病を防ぐ効果もアップします。
ぜひご自宅でも取り入れてみてください。

▍交換の目安は「1ヶ月に1本」
「歯ブラシってどれくらいで交換するの?」という質問をよくいただきますが、
目安は1ヶ月に1回の交換です。
毎日使っていると、たとえ見た目に変化がなくても、
毛先は徐々にへたってきて汚れを落とす力が弱くなります。
特に、毛先が広がってしまった歯ブラシでは、磨いているつもりでも汚れが取りきれず、
虫歯や歯周病の原因になることもあります。
また、使い続けることで雑菌がたまりやすくなるため、
清潔さの面からも定期的な交換が大切です。

▍歯ブラシを選ぶときは気軽にご相談ください
歯ブラシ選びは、実は人それぞれ違います。
歯並びやお口のクセ、磨き方によって「合う歯ブラシ」が変わるため、
市販のものをなんとなく選ぶのではなく、一度、歯科医院で相談してもらうと安心です。
検診やクリーニングの際に、患者さんのお口に合った歯ブラシや
タフトブラシの使い方も、実際にお伝えしています。
お口の健康を守る第一歩として、歯ブラシの見直しをしてみませんか?

八軒みらい歯科では、小児歯科、歯周病予防、歯周病治療、むし歯治療、審美歯科、ホワイトニング、矯正歯科(ワイヤー矯正、マウスピース矯正)など、様々な歯科疾患の予防、治療に力を入れています。
また、インスタグラムでもお口に関する情報発信をおこなっていますので、ぜひいいね、フォローを宜しくお願いいたします!
札幌市西区八軒、西区琴似エリアで歯医者選びに困ったらぜひ『八軒みらい歯科』まで!
お電話でご予約を承っております。
────────────────────────────
八軒みらい歯科
札幌市西区八軒5条西1丁目1-57 Collab八軒2F