口の中が乾く人ほど虫歯になりやすい理由
- 11 分前
- 読了時間: 4分
こんにちは。
札幌市西区八軒の歯科医院『八軒みらい歯科』の院長 直江です。
「最近、口が乾きやすい気がする…」
「水を飲まないと口の中がネバネバする…」
このような症状はありませんか?
お口の乾燥は単なる不快感だけではなく、虫歯や歯周病のリスクを高める原因にもなります。
実は、私たちのお口の健康は「唾液」によって守られており、唾液が減ると細菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。
今回は、口が乾くことで虫歯になりやすくなる理由と、唾液の大切な働きについてご紹介します。
「口腔乾燥症(ドライマウス)」は虫歯リスクを高める
お口の中が慢性的に乾いている状態は、「口腔乾燥症(ドライマウス)」と呼ばれます。
原因はさまざまで、加齢や服用している薬の副作用、ストレス、口呼吸、糖尿病やシェーグレン症候群などの自己免疫疾患が関係していることがあります。
口が乾くと、お口の中の細菌を洗い流す働きが弱くなり、プラーク(歯垢)がたまりやすくなります。
その結果、虫歯だけでなく歯周病や口臭、口腔内の感染症など、さまざまなトラブルが起こりやすくなります。
また、唾液が少ない方は、虫歯が進行しやすい傾向があります。
特に歯と歯の間や歯茎の近く、歯の根元の部分に虫歯ができやすくなるため、「今まで虫歯が少なかった」という方でも注意が必要です。
「最近口が乾くな」と感じたら、早めに歯科医院でお口の状態を確認してもらうことをおすすめします。

唾液はお口を守る最大の防御システム
普段あまり意識することはありませんが、唾液は私たちのお口を守るために欠かせない存在です。
健康な成人では、1日に約1〜1.5リットルもの唾液が分泌されているといわれています。
この唾液が常に歯や粘膜を潤し、お口の中を清潔に保っています。
そのため、唾液の分泌が減ると、お口の環境は短期間で大きく変化してしまいます。
例えば、夜寝ている間は唾液の分泌量が少なくなるため、細菌が増殖しやすく、起床時に口の中がネバネバしたり、口臭が強くなったりします。
だからこそ、寝る前の歯磨きが最も重要なのです。
また、水分不足や口呼吸が続くと、さらに乾燥が進みやすくなります。
普段からこまめな水分補給を心がけ、鼻呼吸を意識することも、お口の乾燥予防につながります。
定期的な歯科検診では、唾液の状態や虫歯リスクも確認できますので、「乾燥しやすい」と感じる方は一度相談してみましょう。

唾液には虫歯を防ぐさまざまな働きがある
唾液には、お口を潤すだけではなく、虫歯予防につながる重要な役割があります。
まず、食べかすや細菌を洗い流す「自浄作用」があります。
さらに、食事をすると酸性に傾いたお口の中を中性に戻す「緩衝作用」によって、歯が溶ける時間を短くしています。
また、歯の表面から溶け出したカルシウムやリンを補い、歯を修復する「再石灰化」を助ける働きもあります。
加えて、唾液には抗菌成分が含まれており、虫歯菌や歯周病菌の増殖を抑える役割も担っています。
つまり、唾液はお口に備わった天然の防御システムともいえる存在なのです。
唾液の分泌を促すためには、よく噛んで食事をすることが大切です。
ガムを噛む習慣も効果的ですが、選ぶ際はキシリトール100%配合のものを選ぶと、虫歯予防効果も期待できます。
また、口の乾燥が続く場合は、原因となる病気や薬剤の影響が隠れていることもあります。
セルフケアだけで改善しない場合は、歯科医院で相談し、必要に応じて医科とも連携しながら原因を調べることが重要です。
口腔乾燥症は、「少し口が乾くだけ」と軽く考えられがちですが、虫歯や歯周病、口臭など、さまざまなお口のトラブルにつながる原因になります。
唾液には、お口を洗浄し、細菌の増殖を抑え、歯を修復するなど、多くの重要な働きがあります。
だからこそ、唾液をしっかり分泌させる生活習慣を意識し、お口が乾きやすい方は早めに歯科医院でチェックを受けることが大切です。

八軒みらい歯科では、小児歯科、歯周病予防、歯周病治療、虫歯治療、審美歯科、ホワイトニング、矯正歯科(ワイヤー矯正、マウスピース矯正)など、様々な歯科疾患の予防、治療に力を入れています。
また、インスタグラムでもお口に関する情報発信を行っていますので、ぜひいいね、フォローをよろしくお願いいたします!
札幌市西区八軒、西区琴似エリアで歯医者選びに困ったらぜひ『八軒みらい歯科』まで!
お電話でご予約を承っております。
011-633-3939
────────────────────────────
八軒みらい歯科
札幌市西区八軒5条西1丁目1-57 Collab八軒2F


