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歯科治療で使う「金属」って大丈夫?素材ごとの違いと選び方

12 分前
読了時間: 5分

こんにちは。

札幌市西区八軒の歯科医院『八軒みらい歯科』の院長 直江です。


「昔治療した銀歯、このままで大丈夫?」

「金属アレルギーが少し心配…」

「今は保険でも白い歯にできるの?」


このような疑問を持ったことはありませんか?


歯科治療では長年、強度や耐久性に優れた金属が使われてきました。


しかし現在では、ジルコニアやCAD/CAM冠など、金属を使わない選択肢も増えています。


今回は、歯科用金属の特徴や体への影響、現在選べる材料についてお話しします。


歯科用金属ってどんなもの?


歯科用金属とは、虫歯治療の詰め物や被せ物、入れ歯などに使用される金属材料です。


歯には毎日の食事で大きな力が加わるため、治療材料には十分な強度が必要です。


金属は薄くても強度を確保しやすく、長年にわたって歯科治療で使用されてきました。


代表的なものには、保険診療で使用されてきた金銀パラジウム合金などがあります。


また、自費診療では金合金が選択されることもあります。


一方、現在では材料やデジタル技術が進歩し、「歯の治療=銀歯」ではなくなりつつあります。



歯科用金属が体に与える影響とは?

銀歯が入っているからといって、必ず体に悪影響が出るわけではありません。


ただし、体質や金属の種類によっては「金属アレルギー」が問題になる場合があります。


お口の中で金属から溶出した金属イオンが体内のタンパク質と結合し、それに対して免疫反応が起こることで、アレルギー症状につながることがあります。


また、古い銀歯では金属そのものだけでなく、歯との境目や接着に使用したセメントの状態にも注意が必要です。


経年的な変化などによって修復物と歯の境目に隙間や段差が生じると、その部分にプラークがたまりやすくなり、二次カリエス(再発虫歯)のリスクが高まることがあります。


ただし、問題のない銀歯をすべて外す必要はありません。定期的に歯科医院で状態を確認することが大切です。



金属だけじゃない!これからの歯科材料の選択肢

現在は、銀歯だけでなく、金・ジルコニア・CAD/CAM冠など、さまざまな材料があります。


金は適合性に優れた歴史ある歯科材料

金合金は延展性に優れ、適切に製作することで歯との境目を精密に仕上げやすい材料です。


また、適度な硬さがあることから、噛み合う歯への負担にも配慮しやすいという特徴があります。


金価格の高騰で治療費にも変化が近年は金価格が高騰しており、歯科用金合金の材料費にも影響しています。


優れた材料ではありますが、自費診療となるため、現在では費用も含めて他の材料と比較する必要があります。


保険治療で使われてきた「銀歯」

保険の銀歯には、金銀パラジウム合金などが使用されてきました。


強度があり、保険適用によって自己負担を抑えられることがメリットです。


一方で、金属色が目立つことや、体質によっては金属アレルギーへの配慮が必要になる場合があります。


銀歯も金属価格の影響を受けている

金銀パラジウム合金には、金やパラジウムなどが含まれるため、市場価格の影響を受けます。


そのため、いわゆる銀歯に使用される歯科用金属も材料価格が変動しており、保険診療における材料価格も定期的に見直されています。


強度と審美性を両立しやすい「ジルコニア」

ジルコニアは、金属を使用しない白い材料です。


強度が高く、奥歯など大きな力が加わる部分にも使用しやすいことが特徴です。


また、金属を使用しないため、金属アレルギーが心配な方にも選択肢となり、自然な色調を目指せることもメリットです。


一方で、非常に硬い材料であるため、噛み合わせや歯ぎしり・食いしばりなどを確認したうえで使用することが重要です。


基本的には自費診療となります。


保険でも白い歯を選べる「CAD/CAM冠」

CAD/CAM冠は、コンピューターで設計し、専用のブロックを機械で削り出して作る白い被せ物です。


現在では保険適用の範囲も広がっており、一定の条件を満たせば銀歯を使わずに治療できるケースがあります。


金属を使用しないため、金属アレルギーへの配慮ができることもメリットです。


ただし、噛み合わせや使用する部位などによっては、摩耗・破折・脱離などに注意が必要な場合もあります。



現在の歯科治療では、銀歯だけでなく、金・ジルコニア・CAD/CAM冠など多くの選択肢があります。


大切なのは、「金属だから悪い」「白い歯だから良い」と単純に判断しないことです。


噛み合わせや残っている歯の量、歯ぎしり・食いしばりの有無、金属アレルギー、見た目、費用などを総合的に考えて選ぶ必要があります。


また、現在入っている銀歯に問題がなければ、必ずしも白い材料へ交換する必要はありません。


まずは歯や修復物の状態を確認し、交換するメリットとデメリットを比較することが大切です。


八軒みらい歯科では、小児歯科、歯周病予防、歯周病治療、虫歯治療、審美歯科、ホワイトニング、矯正歯科(ワイヤー矯正、マウスピース矯正)など、様々な歯科疾患の予防、治療に力を入れています。


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