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治療後に「しみる」のは失敗ではないことが多い

  • 3 日前
  • 読了時間: 4分

こんにちは。

札幌市西区八軒の歯科医院『八軒みらい歯科』の院長 直江です。

 

虫歯の治療後に 「冷たいものがしみるようになった」 「前より敏感になった気がする」 と感じたことはありませんか?

 

このような症状が出ると、「治療が失敗したのでは?」と不安になる方も少なくありません。

 

しかし実際には、治療後に歯がしみる症状は珍しいことではなく、体の自然な反応として起こることが多いものです。

 

今回は、治療後に歯がしみる理由と、様子を見ても良いケース、受診が必要なケースについて話します。

 

治療後のしみる症状は歯の自然な反応であることが多い

虫歯治療では、感染した部分を取り除くために歯を削ります。

 

その際、歯の内部にある神経(歯髄)に近い部分まで処置が及ぶことがあります。

 

治療直後は、歯が外部からの刺激に対して一時的に敏感な状態になります。

 

これは、歯の内部で防御反応が起こっているためです。

 

歯にはもともと、歯の萌出後に生理的に形成される第二象牙質があり、加齢とともに歯髄腔をゆるやかに狭くする働きをしています。

 

そして、虫歯や切削などの外的刺激が加わった場合には、第三象牙質(修復象牙質)と呼ばれる象牙質が局所的に形成され、歯髄を保護しようとする反応が起こります。

 

つまり、治療後のしみる症状は、歯がダメージから自分自身を守ろうとしている過程ともいえます。

 

この防御反応が落ち着いてくると、次第に症状は軽くなっていくことが多いです。

 

 

しみる期間の目安と受診が必要なサイン

 

治療後のしみる症状は、多くの場合、数日から数週間で落ち着いてきます。

 

ただし、歯の状態や治療の範囲によっては、もう少し時間がかかることもあります。

 

例えば、神経に近い深い虫歯だった場合や、歯への刺激が大きかった場合には、数か月かけて徐々に落ち着いていくケースもあります。

 

人によっては、半年ほどかけてゆっくり改善していくことも珍しくありません。

 

ただし、すべての症状が様子見で良いわけではありません。

 

次のような症状がある場合には、早めに歯科医院で確認することをおすすめします。

 

・何もしなくてもズキズキと強く痛む ・夜眠れないほどの痛みがある ・痛みが日ごとに強くなっている ・噛むと強く痛む

 

このような症状がある場合は、歯髄の炎症が進行している可能性もあるため、追加の治療が必要になることがあります。

 

 

症状の経過を歯科医院で確認することも大切です

治療後のしみる症状は、多くの場合、時間の経過とともに改善していきます。

 

しかし、どの程度の刺激が歯にかかっているのか、歯髄がどのように反応しているのかは、患者さん自身では判断が難しいこともあります。

 

そのため、治療後に気になる症状がある場合は、無理に我慢するのではなく、歯科医院で状態を確認してもらうことが安心です。

 

定期的なチェックを行うことで、歯の回復過程を見守りながら、必要に応じて処置を行うことができます。

 

治療後に歯がしみると不安になるものですが、多くの場合は歯が刺激に反応し、内部で防御機能が働いているサインです。

 

第三象牙質の形成などの歯髄防御反応によって歯が回復していく過程で、一時的にしみる症状が出ることがあります。

 

多くは時間とともに落ち着いていきますが、痛みが強い場合や長く続く場合は、歯科医院での確認が必要です。

 

 

八軒みらい歯科では、小児歯科、歯周病予防、歯周病治療、虫歯治療、審美歯科、ホワイトニング、矯正歯科(ワイヤー矯正、マウスピース矯正)など、様々な歯科疾患の予防、治療に力を入れています。

 

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