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「キシリトール」って何?

  • 執筆者の写真: _管理 八軒みらい歯科
    _管理 八軒みらい歯科
  • 5月27日
  • 読了時間: 3分

更新日:6月6日

こんにちは。

札幌市西区八軒の歯科医院『八軒みらい歯科』の院長 直江です。

 

スーパーやコンビニでよく見かける“キシリトール入りガム”。

「虫歯にいいって聞いたことはあるけど、キシリトールってそもそも何?」と

疑問に思ったことはありませんか?

今回は、キシリトールの正体とむし歯予防との関係、上手な取り入れ方について、

歯科の視点からわかりやすくお伝えします。

 

▍キシリトールは「代用甘味料」のひとつ

 

キシリトールは、白樺(しらかば)や

トウモロコシの芯などから作られる天然の糖アルコールで、

「代用甘味料(だいようかんみりょう)」と呼ばれるものの一種です。

お砂糖と同じくらいの甘さがあるのに、

むし歯の原因になる酸を作らないという大きな特徴があります。

そのため、むし歯になりやすいお子さんや甘いものが好きな方にとって、

キシリトールはとても心強い味方です。

 

 

▍むし歯予防になる理由

 

キシリトールは、むし歯の原因となる細菌(特にミュータンス菌)にとっては

「エネルギーにならない甘さ」です。

そのため、キシリトールを摂ってもむし歯の菌が酸を作ることができず、

歯を溶かす原因になりにくいのです。

さらに、キシリトールにはだ液の分泌を促す働きもあり、

だ液の力でお口の中を中性に保つことで、むし歯のリスクを減らすことができます。

実際、キシリトールを毎日一定量摂取し続けた場合、

むし歯の発生を抑える効果があると報告されており、

予防歯科の現場でも取り入れられています。

 



▍キシリトールガムはどう選ぶ?


市販されている「キシリトール入りガム」はたくさんありますが、

選ぶときのポイントは以下のとおりです。

 

・キシリトールの割合が高いものを選ぶ(できれば50%以上)

・砂糖などのむし歯の原因になる甘味料が含まれていないものを選ぶ

・食後に噛む習慣をつけることで、だ液の分泌が促進され、より効果的に

 

また、歯科専売のキシリトールガムは、市販品よりもキシリトールの含有量が高く、

むし歯予防の効果がしっかり期待できるものが多いです。

気になる方は、ぜひ歯科医院でご相談ください。

 

 

▍ガムを噛むときの注意点

 

キシリトールガムは確かにむし歯予防に役立ちますが、

噛むだけで虫歯にならないというわけではありません。

日ごろの歯磨きや定期的な検診はもちろん、食生活のバランスも大切です。

また、あごに負担がかかる方や、歯ぎしり・食いしばりがある方は

ガムを噛みすぎないよう注意が必要です。

 

 

 

▍甘いものとうまく付き合うために

 

キシリトールは「甘いのにむし歯になりにくい」という、

甘いもの好きな方にとって嬉しい存在です。

うまく活用すれば、むし歯を予防しながら、甘さも楽しめる新しい習慣になります。

ただし、食べすぎるとお腹がゆるくなることもあるため、

適量を守って上手に取り入れることが大切です。

「キシリトールをもっと取り入れてみたい」

「子どもにも使ってみたいけど選び方が分からない」

そんなときは、お気軽にスタッフまでご相談くださいね。

 

 

 

 

 

八軒みらい歯科では、小児歯科、歯周病予防、歯周病治療、むし歯治療、審美歯科、ホワイトニング、矯正歯科(ワイヤー矯正、マウスピース矯正)など、様々な歯科疾患の予防、治療に力を入れています。

 

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